江夏豊VS王貞治/江夏豊 奪三振世界記録(昭和43年) [プロ野球]



今も破られていない、またローテーションが確立されてる現代野球、この先も破られる事もないであろう、若き江夏豊氏(高卒2年目)の年間「401奪三振」の世界記録(メジャーリーグの記録は、ノーラン・ライアンの383個)。

されど!1968年9月17日、甲子園球場における対巨人戦で、西鉄ライオンズの「鉄腕稲尾」稲尾和久氏の日本記録を塗りかえるシーズン354奪三振を記録すべき試合。王貞治氏から日本記録を取ると試合前から公言していた江夏豊氏。日本記録タイとなる353奪三振を王貞治氏から奪い、江夏豊氏は日本記録を更新したものと勘違いし(映像をみると、確かにそういう顔、仕草ですね)、ベンチに戻ってから捕手の辻恭彦氏にタイ記録であり新記録ではないと指摘され、初めて気ずき、そして!では1巡回して次の王貞治氏まで「三振を奪わず」打たせてとって、また王貞治氏で新記録の奪三振をとろうと決める若き江夏氏。

試合は当時の巨人のエース格、高橋一三氏との投げ合いで0対0。

打たせてとるつもりが、ヒット、長打、ましてやホームランにでもなったら、それで試合が決まってしまう緊迫した試合展開で、こう考えそして実行した若き江夏豊氏の「天才」に、今更ながら感銘いたします。

野球はチームプレーと言えど、観てる側はピッチャーとバッターの1対1の対決というのは、胸が熱くなるものでございます。正に!1対1の名勝負でございます。とくと御覧下さいませ。

ちなみに王貞治氏から最も!多く三振を奪った投手は江夏豊氏(57個)で、江夏豊氏から最も多く本塁打を打った打者(20本)もまた王貞治氏。男と男の1対1の勝負を感じまする、、、。


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